今回はブラック企業ってなんだろうというアプローチで書いていきます。

私はメガベンチャーで最初働き、その後IPO準備中の会社で働き、上場し、今は次にやりたいことを考えているフェーズです。

その中で「働き過ぎじゃない?」と心配してもらったり、同級生との情報交換会で会社の研修や働き方をぼかし(機密情報を言わないよう、会社が営業時に会社紹介で言っている範囲に留めて話していました)ながら話すと「うわ、ブラックじゃん。辞めたほうがいいんじゃない?」と言われることが多々ありました。

その経験から自分が思っているブラック企業について書こうと思います。

最初に結論から書きます。

  • 自分が働いていて人生が楽しいならブラック企業ではない
  • 法令違反をしているならもちろんブラック企業

2行にまとめてみると「そんなん当たり前でしょww」と鼻で笑われると思います。私も書いてて思いましたww

ただここで書きたいのは、ベクトルを自分に向け、自分にとって最良の選択ができているのかを考えるきっかけにしていただければと思っています。

下記の項目で書いていきます。

  • どんな働き方をしていたの?
  • なんでそれでも続けられたの?振り返ってみてどうだったの?
  • どういう企業がブラック企業だと思うの?
  • もし自分がブラック企業と思う会社に所属していたらどうするの?

今回はかなり長文になることが予想される(1項目で2,000文字を超えてしまいました...)ので、項目ごとに4回のブログ分けて書こうと思います。ぜひお付き合い頂けると幸いです。

どんな働き方をしていたの?

前職の働き方が一番ブラックと言われることが多かったので、その時代をピックアップして書いていきます。

デフォルトの勤務
  • 起床(5時から5時30分の間)
  • 出勤(6時から6時30分の間)
  • 自己研鑽(6時30分から8時)
  • ルーチン業務(8時から14時)
  • 改善&チャレンジ業務(14時から21時)
  • 自己研鑽(21時から22時)
  • 退勤(22時から22時30分)
  • 振り返り(22時30分から23時)
  • 明日の業務確認及び対策(23時から24時。長いときは1時まで)
  • 就寝(1時から1時30分の間)

さて時間だけざっと書きましたが、皆さんどうですか?

めっちゃブラックやんか!!!

こんな声が聞こえてきそうですねww

でも勤務時間だけ見たらそう見えるのも承知で書きました。当時は長時間労働がそんなに問題になっている時代でなかったので働きたいだけ働ける環境でした。前職の友人や上司に話を聞くと、流石に今は自己研鑽でも残るのはダメになっているというのを聞いて、時代も変わったな〜と思っています。

さて、皆さん自己研鑽という見慣れないものがありますよね?前職だと別の呼び名なんですが、それを書くと会社がわかる人もいるかもなので複数社で聞いたことがある言葉にしています。

「自己研鑽って何?」と聞かれたら自分の意思で決めて何かをする時間のことです。人によっては日経新聞を読みあさって教養を身につけようとする人もいました。自分の業務範囲外のプログラミングを学ぶことで業務が早くなるかもしれないと勉強していた人もいます。はたまた、タイピング練習のためにひたすらブラインドタッチの練習をしている人もいました。

全部私なんですがwww 

まとめると、会社の資産(場所や貸与パソコン、先輩の知識など)を使いながら何かを習得しようとしていた時間を自己研鑽としています。ベンチャーだったので「将来起業する」と入社時期から宣言している同期もたくさんいました(実際に5名ほど既に企業しています。)。一方でやらない人も一定数いて、その人がペナルティを受けていたかというとそんなことは全くありません。そして自己研鑽していたから評価されるかというとそうでもありません。結果的に自己研鑽を積んで、成果が出るようになって評価されている人がほとんどで、成果主義の会社でした。昔も思っていましたが、今振り返っても合理的な会社だったなと思っています。

例えばですが、この自己研鑽の時間を削ってみましょう。

自己研鑽ない場合の勤務
  • 起床(6時から6時30分の間)
  • 出勤(7時から7時30分の間)
  • ルーチン業務(8時から14時)
  • 改善&チャレンジ業務(14時から21時)
  • 退勤(21時から21時30分)

  • 起床(6時から6時30分の間)
  • 出勤(7時から7時30分の間)
  • ルーチン業務(8時から14時)
  • 改善&チャレンジ業務(14時から18時)
  • 退勤(18時から18時30分)

改善・チャレンジ業務は私が挑戦したいことに挑戦していた時間なので、それを定時内だけで行っていたと仮定したら、普通の会社員の勤務時間になりました。(改めてノートを見ると色々チャレンジしていたなと思います。)

つまりそれだけの時間を自分の意思で働きたいと言って働いていたんです。

正直、会社の社風や自己研鑽をしないといつまでたっても成果が出ない、というプレッシャーからやっていなかったかと言われると、多少あったと思いますww でもそれを承知して入っていたので、後悔などは全くしませんでした。

最初に書いてある勤務時間もデフォルトの勤務って書いているとおり繁忙期はもっとやることもありましたが、今はいい思い出ですし、今やってと言われたら「ごめん、無理ww」と断る働き方をしてました!

今振り返るとなかなか働いてますね。土日をどうしてたのかは内緒ですwww

次回は「なんでそれでも続けられたのか?振り返ってみてどうだったのか?」について書きます。

かなり私の主観も強い内容なので、人によっては全然参考にならないかもしれません。ただ何かを考えるきっかけになればと思って書きますので、宜しくお願い致します。

まだ次のブログが書けていないので、書き終わったらページリンクというものに挑戦してみます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事